高級PCと安価PCの違い
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PCの低価格化が進む中、20万円を超えるような”高級”なPCもあります。
※2016年になりまして値下がり中で20万円を下回りました。
<標準スペック表>
液晶サイズ : 15.6型
解像度 : 4K (3840×2160)
CPU : Core i7 5500U(Broadwell) 2.4GHz/2コア
HDD容量 : 1TB SSHD(HDD+NAND型フラッシュメモリ)
メモリ容量 : 8GB
駆動時間 : 3.9時間
サイズ : 382×29.6×270mm(幅×高さ×奥行き)
重量 : 2.9kg
2015年5月発売の最新PC「LAVIE NS 850(後、NS850)」を20万以上する高級ノートPCとしてピックアップします。
NEC製ノートパソコンの旗艦(フラグシップ)モデルです。外見的には、薄型・軽量機種でも最近流行の2in1でもない、一般的なノートPCですが、安価PCと高級なPCは、他のPCとどこが違うのでしょうか。
スペック表だけでは見えにくいですが、確かな差がそこにはあります。
プレミアムAVと呼ばれる液晶画面
液晶画面は、PCとユーザーが最も長時間接点を持ちます。スペック表にはせいぜい解像度が書かれているだけですが、実は液晶画面の善し悪しは使い勝手を大きく左右します。
また、“高級なPC”と“安価なPC”の最も差が出やすい場所でもあります。
NS850は、“プレミアムAV”と冠するだけあって液晶画面は目玉機能の一つ。
例えば、解像度は3840×2160ドットで、4K(4K UHD)に対応。しかも、IPS方式を採用したタッチパネル対応のIGZOパネルとなっています。
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IPS方式とはデザイン事務所などでも使用される液晶パネルの発色方式。色鮮やかつ広い視野角度を有しています。4Kの解像度と合わさり、高精細かつ鮮やかな画面を上下左右斜めの広い角度から楽しむことができます。また、IGZOパネルを採用することで、タッチ操作の際のノイズが軽減します。レスポンスはかなり滑らかになり、他のタッチパネル対応のPCと比べると、レスポンスは体感で分かるほど「圧倒的」です!
高精細・高色彩・高レスポンスの全てが揃った、まさに“最高級”の液晶画面です。
高級なPCは細かい地味な箇所でも”大きな違い”
NS850は、細かい部分にもプレミアム感があります。
例えば、キーボードは、19mmピッチでストロークは2mm。打ちやすく、確かなクリック感がある使いやすいサイズです。また、矢印キーがユーザー側に少し下がって配置されているのも好ポイント。キーサイドは半透明になっており、キーが浮いたように見え、認識がしやすくデザイン的にも高級感があります。
また、液晶パネルを支えるヒンジ(可動部)。安価なPCはヒンジに遊びが多く、タイピングするだけでわずかに振動してしまいます。しかし、NS850のヒンジは硬く設定されており、キーボードを強めに叩いても殆ど揺れません。地味な違いですが、キーボードを良く使用するユーザーであるほど、目の疲れにダイレクトに関わります。
こうした部分は小さな違いですが、実は使い勝手を決定する大きな違いです。
まとめ
PCの価格差は性能以外の部分に色濃く出るようになりました。性能と価格だけを見てPCを決めるのではなく、実際に触れた方が、満足のいくPCを手にすることができます。
NS850は、その為にも一度触れてもらいたい一台です。
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